Game Rule ゲーム・ルール
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光と闇がまた、
ひとつになろうとしているマケランディアは、光の陣営と闇の陣営の2チームに分かれて対戦するカードゲームです。
シンプルなルールの中に「戦略」「推理」「協力」の要素が詰まっていて、4〜8人で熱い真剣勝負が楽しめます。セット内容
- 遊び方説明書:1枚
- マケランディアマップ:1枚
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表面(4〜6人用)
裏面(7〜8人用)
- 陣営カード:8枚
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光の陣営 闇の陣営 城 砦
(各3枚)
- 手札となるカード:32枚
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光の陣営 闇の陣営 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 強化 即死 追加カード
※7〜8人プレイのときに使用します。3 6 強化
キャラカードの見方
キャラカードは、1〜11までの数字の書かれたカードです。
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ゲームフィールドの準備
マケランディアマップをテーブルの中央に広げます。
プレイヤー人数に応じた面を表向きにしてください。陣営分け
プレイヤーを光の陣営と闇の陣営に分けます。
表1のとおり、プレイヤー人数に応じた陣営カードを用意してください。▼表1:陣営カードの枚数 プレイヤー人数 4人 5人 6人 7人 8人 光 城 1枚 砦 1枚 1枚 2枚 2枚 3枚 闇 城 1枚 砦 1枚 2枚 2枚 3枚 3枚 用意した陣営カードをよく混ぜて、全員に裏向きで配ります。プレイヤーはカードの中身を確認せずに、マケランディアマップの「空き領地」に、カードを裏向きのまま配置します。
陣営カードは、自分から見て一番近くの空き領地に置くとよいでしょう。カードが置かれなかった領地は、空き領地のままになります。一斉にカードをオープン!
これで光の陣営と闇の陣営が決まりました。
光の陣営と闇の陣営が決まりました。
「隣接」と「遠方」について
各領地の間には“ 距離” が存在します。
下図のように、自分から見て両隣の領地は「隣接」、それ以外の領地は「遠方」となります。ワンポイント!
遠方の敵領地は攻めにくい場所です。また、敵対する陣営同士の領地が隣あっている場合、そこは戦いの最前線になるでしょう。
敵と味方の位置関係によって、いくつものドラマが生まれるのが、マケランディア最大の醍醐味です!手札の配布
各プレイヤーに手札となるカードを配ります。
表2のとおり、プレイ人数に応じた手札となるカードを、光と闇の陣営ごとに用意してください。▼表2:陣営ごとの手札となるカードの枚数 プレイヤー人数 4〜6人 7〜8人 キャラカード 11枚 13枚
※追加カードあり強化カード 1枚 2枚
※追加カードあり即死カード 1枚 1枚 用意した手札となるカードをそれぞれよく混ぜて、光のカードは光陣営のプレイヤーに、闇のカードは闇陣営のプレイヤーに配ります。プレイヤー1人あたりの手札は表3の枚数になります。
4~6人で遊ぶ場合、余った1枚は開示せずに箱に戻してください。これでゲームの準備は終わりです。
▼表3:プレイヤー1人あたりの手札の枚数 プレイヤー人数 4人 5人 6人 7人 8人 光 6枚 6枚 4枚 城6枚 4枚 砦5枚 闇 6枚 4枚 4枚 4枚 4枚 自分以外のプレイヤーの手札は、戦闘になったり援軍として送られてくるまでわからないため、記憶や推理のほか、はったりなどの心理戦も重要になります。
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闇の城プレイヤーから、時計回りで1人ずつ手番(自分の番)を行います。
プレイヤーは、手番が回ってきたら A.攻撃、B.援軍、C.待機のいずれかひとつを選択して行います。A.攻撃について
敵プレイヤーに戦いを挑みます。
戦いは次の手順で行います。(1)手札からカードを選び、任意の敵プレイヤーひとりの前に伏せて出します。
(2)カードを出されたプレイヤーは、手札から応戦するカードを選び、自分の前に伏せて出してください。
(3)2人同時にカードを表向きにして、「勝利判定」を行います。
(4) 勝利判定後、戦いに使用したカードは以下の取り扱いになります。
手札の出し方
すべてのカードは1枚で出せます。
以下3パターンの場合に限り、複数枚のカードを組み合わせて出すこともできます。
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・任意のキャラカード1枚+ 強化カード1枚
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・特殊能力に「○○のキャラカードとペアで出せる」と書かれたキャラカード同士の2枚組
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・「ペアで出せる」キャラカード2枚組+ 強化カード1枚
勝利判定
- キャラカード
- 強さをあらわす数字の大きいカードが勝利します。
強さが同じだった場合は相討ちとなり、カードは両方とも捨て札になります。
キャラカードを2枚組み合わせた場合は、強さの合計値で勝利判定を行います。
キャラカードに特殊能力がある場合は、強さの判定よりも特殊能力を優先します。
- 強化カード
- 同時に出したキャラカードの強さが上昇します。
- 即死カード
- 敵プレイヤーの出したキャラカードを強制的に捨て札にします。
ワンポイント!
強化カードは1枚で出すことも可能です。ただし、その場合、強化カードは何も効果を発揮せず捨て札になります。
強化カードをあえて1枚で出すことによって、様子見や時間かせぎをする上級テクニックもあります。C.待機について
何もせずに手番を飛ばします。
手札が少ない時や、様子を見たい時に行います。遠征について
遠方プレイヤーへの攻撃に使用したカード、または遠方プレイヤーに援軍として送ったカードは「遠征中」という状態になります。
遠征中のカードは、それを所有するプレイヤー(援軍の場合はカードを渡されたプレイヤー)の陣営カードの前に伏せて置きます。プレイヤーの次の手番が来たら遠征状態が解除され、カードが手札に加わります。
遠征中のカードは戦いに使用できません。ワンポイント!
遠征中のカードは戦いに使用できないため、強いカードが遠征しているときは、敵に攻められやすくなります。
逆に、敵陣営の強いカードが遠征中のときは、千載一遇のチャンスです。味方全員で一気に攻撃をたたみかけるという作戦もあります。
常に相手のスキをうかがっていましょう。 -
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プレイヤーの脱落
手札が0枚になったプレイヤーはゲームから脱落します。
脱落したプレイヤーは、自分の陣営カードを裏返して「マケランディア!」と言って降伏しなければなりません。脱落になるパターンの例
以下の場合も脱落となります。
- ・遠征中のカードを残して、手札が0枚になった場合
遠征中のカードは捨て札になります。 - ・最後の1枚の手札で、遠方プレイヤーに攻撃した場合
戦いに勝った場合でも、使用したキャラカードが手札に戻らないため、プレイヤーは脱落します。使用したカードは戦いのあと捨て札になります。 - ・最後の1枚の手札を、援軍として送った場合
味方陣営の勝利のために、捨て身で援軍を送ることもできます。
脱落したときは「マケランディア!」といさぎよく叫びましょう。
ゲームの終了
次のどちらかの条件を満たした陣営が勝利します。
- ・敵陣営の城プレイヤー1人を脱落させる
- ・敵陣営の砦プレイヤー全員を脱落させる
両陣営が同時に敗北したら、勝敗は引き分けとなります。
マケランディアの魅力
はじめに配置する城や砦の位置関係によって、戦況が大きく変わります。それによって毎回違ったおもしろさがあり、何度でも楽しめるゲームです。
シンプルながら奥の深いマケランディアワールドをお楽しみください。 - ・遠征中のカードを残して、手札が0枚になった場合